イク感覚とは？絶頂経験のある女性はどれくらい・ポルチオやクリトリス・乳首・膣など部位によって違う？

「女性のオーガズム（イクや絶頂など）はどういった感覚なのか？」

そこで今回は、イクという経験がある女性たちから集めた意見を参考にしながら、「女性のイク感覚」というテーマで、解説していきます。

具体的には以上のような内容で、「それぞれの部位で味わうイクという感覚」の解説、「部位による感覚の違い」などを比較していきますので、ぜひ参考にしてみてください！

イク（絶頂やオーガズム）経験をした女性はどれくらいいるの？

まずは、イク経験の有無を知るために女性102人にアンケートを取りました。

多く票が集まったものは「毎回ではないがオナニーであればイケる」という回答

最も少なかったものは「セックスでも毎回イケる」という意見でした。

「そもそもイッた経験がない」という選択をしてくれた女性もたくさん、以下のように感覚自体が分からないとのコメントを頂いています。

男性と比較して、女性はイクということ自体難しい場合もあります。

男性は、自分たちと同じように考えてはいけませんし、こういった感覚の違いを理解していなければ、パートナーとのセックス感などですれ違いも起きやすくなってしまいます。

また、オーガズムを経験したことのない女性は、「自分がセックスでイケないことを、おかしいことなのではないか？」などと悩んでしまうこともあります。

女性のイク（絶頂やオーガズム）ってどんな感覚？「部位や人によって違う」

続いては「女性のイクってどんな感覚なのか？」を解説していきます。

と、言いましても、考えているほど単純ではなく色々な女性の意見を聞いても抽象的でした。

そして、このイク過程は部位や人によって大きく異なります。

例えば、女性がイキやすい部位として定番な部位でもあるクリトリスでも「刺激のされ方や個人の感度で違いはある」との意見があります。

さらには、クリトリス・G スポット・ポルチオなどはどれも膣関連ですが、全く違う感覚のオーガズムを感じる、という声もありました。

続いては、女性にイクまでの時間と気持ち良さの波形を書いてもらいました。

特徴として、徐々に気持ち良さが高まり、一定のポイントで絶頂を迎えた後に気持ち良さが低下する傾向が多く見られました。

また、絶頂を迎えた後もその状態がしばらく継続し続け、最終的に落ち着いていくパターンもあります。

男性にも対しても、イク（射精）に至る際の気持ち良さの波を書いてもらいました。

結果は、男性は統一感があることがわかり、とくに山の形などはどれも似た形状です。

イクまではそれなりに興奮していて、イク時の感覚はかなり強く、とはいえイッている時間は短くて、一気に興奮が冷めきるわけです。

イクことのできる性感帯も多く、その中でも快感や絶頂間の波、イク時間などもバラバラなわけですから、未経験の女性や男性からは未知すぎる感覚と言えるでしょう。

しかし、今回の記事は、そんな未知すぎて想像もできない女性のオーガズムについて、少しでも理解を深めていただくための記事です。

もっと踏み込んで紐解いていくために、ここからは「性感帯別でのイク感覚」ということも解説していきます。

経験者に聞いた絶頂の感覚1「クリトリスでイク感覚」

最初には定番とも言える、「クリトリスのイク感覚」です。

人によってリズムは多少違うものの、山の形はある程度共通していることも特徴的です。

波形：紫

29歳 銀行員

私のクリイキは余波があって、イってる途中と落ちる途中で1回イッタ～う～みたいな感覚がある。そこからドーンと冷める感じかな？

濃い紫と薄い紫の2本に関しても、少し抜けていく形は違いますが、「イッたことの余韻はある」ということを表現してくれたようで、その後落ちていく様子は他と同様です。

波形：赤

28歳 会社員

私はじわ～っとイク感覚だから大きく△を書きました。

あまり強い刺激がダメっていうのと、これで大丈夫なの？って聞かれるくらい弱く触ってもらわないとイケないから、いつもすごく弱く舐めたり触ってもらってます。

続けてイったりは無理で、ぐったりしちゃっていますね。

また、赤や水色の線を記入してくれた女性は、登りの波がじっくりと上がっていくという、少しだけ他の女性とは違う形をしています。

この女性はかなりソフトなタッチが好きで、他の女性と比較しても、少しだけ曲線が緩やかということなのですね。

とはいえ、最初に紹介した女性のグラフと比較してみても、「クリトリスでイク感覚はある程度どの女性も共通している」ということは言えるでしょう。

赤や水色の線に関しても、上がり方は違いますが、「上がってから一気に落ちて下へと突き抜け気味という形」は、他の線と共通しています。

21歳 学生

イク！っていう感じはハッキリわかるんですけど、冷めるときもはっきり分かりますね。

コメントからもわかる通り、「クリトリスは比較的快感自体が強く、絶頂感もかなりハッキリしている」とのこと。

しかし、「冷める感覚もハッキリしている」そうで、形も近いことから、多少男性にも理解はしやすい感覚と感じました。

経験者に聞いた絶頂の感覚2「乳首でイク感覚」

クリトリスはグラフの形がどれも近く、ある程度イク感覚は共通していましたが、女性のオーガズムはそのような感覚ばかりということでもありません。

続いて紹介する「乳首でイク感覚」は、クリトリスのような一貫性がないのですよね。

クリトリスではある程度近い曲線だったたことが嘘のように、「乳首はどの曲線も傾向がバラバラ」という不思議な性感帯でした。

かなり個人差がでていました。

とはいえ、すべての線に共通している要素も2つあります。

1つ目：スタート位置と最高到達点の高さは差が少ない

その理由は、「気持ちいいことは確実」ですが、快感の強さとかイクときの感覚（絶頂感）は、「他の部位よりも少しだけ弱い気がする」ということからきているようです。

32歳

私の乳首のイク感覚は、気持ち良いことは確実なんですが、気持ち良さやイク感覚は他の部位より少しだけ弱い気がします。
起伏が少ないイメージですね。

線の上がり具合は控えめなことや、上へ向かう線の最高到達点が少し抑えて書かれていることのは、以上のような要素が関係しているということもわかりました。

2つ目：下り方が小さくスタートと終わりがほぼ同じレベルで記入されている

これは「イッたあとも興奮が冷めにくい」ようで、クリトリスが男性の賢者タイムに近い曲線だったことと比較しても、「興奮や性欲などは持続しやすい」ということなのですよね。

もちろん、人によっては冷めてしまう人もいるのでしょうが、男性のような下り方をほとんどしていないことからも、「かなり女性的な性的感覚」ということは間違いないのでしょう。

刺激や人によっても乳首はイク感覚が違う

また、乳首でイク感覚として、もう1つポイントだと言える要素は、「刺激方法によってオーガズムの曲線が違う」ということです。

37歳 主婦

指でこねるような刺激の場合は、小さな波でジワジワと長い絶頂感がありますね。

逆に、イクタイミングでギュッと引っ張るような刺激方法の絶頂感は、1度の高い山ができる感覚です。

また、優しく乳首を舐めるタイプの刺激だと、「横に広めの山が複数できるような感覚を受ける」人もいるようです。

乳首は女性的なオーガズムで興奮が多少冷めにくい？

クリトリスは、山の大きさやリズムに違いはありながらも波形や輪郭は共通していました。

しかし、乳首の場合はクリトリスと比較して、「人や刺激方法によって波形や輪郭などまで変わる」という要素は、とても興味深いポイントですよね。

こういった不規則さも乳首との特徴であり、イクために求められる刺激方法、オーガズムの感覚自体も豊富なわけです。

また、どのコメントを見ても「興奮が冷めにくい」ということや、「複数回イケる可能性を秘めた性感帯」ということもわかります。

クリトリスの場合は波を見てもわかる通り、男性型のオーガズムで連続してイクことは難しい性感帯だとわかりますが、「逆に乳首は女性的なオーガズム」というわけですよね。

経験者に聞いた絶頂の感覚3「Gスポットでイク感覚」

続いてのGスポットは乳首ほどの感覚差はないのですが、クリトリスと比較すると波にバラつきがありました。

波形はどの女性も同じような形を記入してくれていました。

しかし、山の最高到達点を見てみると、人によって感覚に差はあることが見えてきます。

高い位置で安定した大きな山を書いてくれている人が多いですが、逆にかなり小さく書いてくれている人もいます。

個人差などもあるのでしょうが、「上がり幅は人によって結構バラツキがある」ということが特徴的です。

この理由は、尿意に気が取られイクことはできても気が散ってしまっていることから、絶頂感が薄くなってしまうという意見がありました。

31歳 パート

Gスポットの1番難しいところって、尿意を感じちゃうところです。

気持ちいいけど、漏らしちゃうかも！どうしよう！っていう感覚があるのね。

それが邪魔して快感が途切れちゃうこととか、イケてもオーガズムの感覚も快感もあまりこないことがありました。

このように「尿意を恐れている内はイク感覚が弱い」ということや、刺激の方法がイクためにフィットしていないことなどが重なれば、快感や絶頂感は小さくなるわけです。

潮吹きしにくい女性は多いですが、このように尿意に起因していることがあります。

ただ、「漏らしたらそれはそれで仕方ない」と割り切ることで、強い感覚を味わえるようになったという意見もあります。

割り切りや場数を経て向き合えるようになれば、絶頂感の強さや大きさは変わってくるのでしょうね。

イク感覚を味わっている時間が長く連続しイクことができる

また、山の形からは「イクという感覚を味わう時間が長い性感帯」であることも分かります。

これはクリトリスと比較すると顕著で、クリトリスのグラフではほとんどが、「最高到達の滞在時間は短く急激に落ちる鋭利な形」でした。

しかし、Gスポットの場合は、「ある程度長めの時間高い位置で横方向に線が続き、形もどちらかといえば大きな台形や半円」なのですよね。

32歳 会社員

Gスポットのイク感覚は、ジワ～っと長続きする感覚です。

とんっ！、とんとんっ！、とんとんとん！

みたいな感じでドキヂキが増していきながら、イク時は一瞬快感が膨らんでジワ～っと広がる。

ふわふわ～って上がって、まったりイクのが続いていくイメージです。

たとえば以上の女性だと、「イッている感覚がジワ～っと長続きする」としながら…

「グワっとイッてドスンと冷めるよりは、ふんわり上がってまったり続いたところからふんわり落ち着くような感覚」という理由から、「半円のような形」を描いていたことがわかります。

また別の女性によると「ジェットコースターで落ちるような感覚」を味わいながら、「叫びたいけど叫べないような感覚でイクのが爆発する」そうです。

そこから、イッている時よりもイキ終わってから感じるそうなのですが、以上のような感覚が少し長めに続いてあとに、「スーッと戻ってくる」というイメージとのことでした。

「台形のような形」を描いてくれていたわけですよね。

Gスポットの長い時間のオーガズムは乳首と同様に、女性的なオーガズムを得る人が多い性感帯と言えます。

「余韻も冷めない」ことや、「イク前から気持ちよさは続いていること」などから、「あれ？今イッたのよね？」という感覚を最初は受けるそうですが、慣れてくればハッキリするそう。

クリトリスに次いで、イク感覚を味わいやすいということも書いてくれていますし、「中イキ」という観点で比較しても、後述するポルチオよりイク経験はしやすいそうなのですよね。

そういう意味でも、クリトリスイキからのステップアップとしてもオススメできる性感帯ですから、興味があれば、ぜひ開発なども積極的に着手してみてください！

経験者に聞いた絶頂の感覚4「ポルチオでイク感覚」

続いては、同じ膣中の性感帯「ポルチオ（子宮）」でイク感覚について解説します。

結果は、山の最高到達点が振り切るくらいイク感覚が強く記入されていました。

上への振り切り方を見ても、どの女性も共通して凄まじい感覚を獲得しています。

また、線の形はGスポットとは違い人によってバラけています。

急激に上へと向かい最高到達点まで伸びている物もあれば、Gスポットのような大きな山を書いてくれている物。大きめの山が複数書かれている物もありますし、最高到達点で波線を書いてくれている物もありました。

同じ膣系のクリトリス、Gスポットとは全く違う感覚を味わうことができる性感帯だとわかりますよね。

ポルチオは快感や絶頂感も大きく特別なオーガズムを味わえる

38歳 主婦

そして、具体的な感覚についても掘り下げておくと…

中奥イキ、子宮イキって、本当にとても言葉では言い表らせない快感があります。

イク直前は他の部分よりも強い快感に襲われて、その時点で他のオーガズムよりも気持ち良さは上だと思うことがあります。

以上の女性は、「イク直前の時点で他よりも強い快感に襲われる」と書いてくれていて、「そこからさらに強い感覚がくる」とのこと。

また、とんでもない気持ちよさが沸き上がってくるにも関わらず、それがずっと続くような感覚の中で真っ白になるというコメントもくれました。

絶頂感の強さや大きさなどがグラフでも飛び抜けていた理由も、理解できた気がしました。

29歳 主婦

グラフも振り切っちゃうくらい、オーガズムの次元自体がレベル違い

短時間に長いイク感覚を何回も味わることができます。

ただ、イケるようになるには本当に難しい（笑）

その代償と言えるのかはわかりませんが、それだけ特別な快感を味わえる性感帯だけに、「イケるようになれるまでは中々苦労する」わけですよね。

膣の奥にある性感帯ゆえ開発もしにくく、開発ができたとしても刺激しにくいケースなどもあり、難易度という意味では、ここまでに紹介してきた物の中でももっとも高いでしょう。

しかし、開発に成功してイケるようになれば、「病みつきになって忘れられなくなるくらい圧倒的な気持ちよさ」なのだそう。

根気よく開発に着手して、以上のようなとてつもない快感や絶頂感を、ぜひ経験してみてください！

経験者に聞いた絶頂の感覚5「脳でイク感覚」

続いては「脳でイク感覚」という不思議な感覚について調査してきました。

ただ、脳でのオーガズムを体感している女性は4名と少なくなりました。

結果は、どの性感帯と比較しても線の不規則さはダントツで、共通点はほとんどありません。

とはいえ、頂いたコメントを見ていくと、バラバラな結果に納得できるくらい、「とても特殊な性感帯」だということもわかりました。

27歳 販売員

私はまずはどこかでイク

快感が体に残っている状態で、耳元で囁くような言葉責めや耳にふーってされたりすると、そのまま何度かイってしまって驚いちゃいました。

このようにとても不思議な性感帯で、だからこそ線も不規則になりやすかったわけです。

また、催眠音声を利用した、「催眠オナニーで脳イキ」を楽しんでいるという、とても興味深いオーガズムを味わっている女性もいました。

4人にヒアリングしましたが、グラフの線に統一感は全くありません。

とても特殊なオーガズムではありますが、女性は男性と比較しても、脳でイクという経験はしやすいそうなので、興味があればぜひトライしてみてください。

最後に

未経験の女性からは高い興味が、男性からは興味と同時にどこか羨ましい感覚さえ抱かれることもある女性のオーガズム

今回はそんな女性のオーガズムに関して「どういった感覚なのか？」を調査しましたが、部位によっても感覚は違うということも興味深いですよね。

オーガズム未経験で興味があった女性などは、ここまでに紹介してきた経験者の意見などを見て、「自分も経験してみたい！」と思った人もいるのではないでしょうか？

また、男性でも、あらためてクンニなどでイカせてみたいという気持ちや、パートナーにイク感覚を味わってほしいと思った人は多いはずです。

実際に私も、普段から女性に気持ちよくなってもらえるようにと心がけてこそいますが、今回女性たちから話を聞く中で…

まだまだ勉強しなくてはいけないなということを痛感しながら、より理解を深めることができたと同時に、「もっと気持ちよくなってもらえるかも！」という期待も膨らみました。

やはり男性だけではなく、女性にも気持ちよくなってもらえてこそ、1人で行う自慰とは違い、セックスという共同作業を行う価値や意味もあるわけですよね！

夫婦や恋人、ハッピーメールやワクワクメール、pcmaxのような出会い系で作ったセフレの関係、いずれでも活かすことができます。

経験者からの意見やアドバイスという、よりリアルで踏み込んだ情報を通じて、充実した性生活や出会いの参考として、ぜひ役立てていってください！