ワンナイトラブと聞いて、皆さんはまずどういう印象を持ちますか?
「一夜限りの、セックスを楽しむためだけの関係」を意味する「ワンナイトラブ」ですが、本当に世の中の男女はワンナイトラブを単なる性的欲求を満たすためだけに求めているのでしょうか。
男性は愛がなくてもセックスが出来るとか、女性は愛がないとセックスが出来ないとか、いろいろな説がありますが、実際のところどうなのでしょうか。
ワンナイトラブを経験してしまったとき、皆さんはどのような気持ちになりますか?
「ああ、なんてことをしてしまったのだろう!後悔しかない・・」
「まあ、楽しめたから良しとしよう!」
いろいろな感想が入り混じるでしょう。でも、やっぱりそんな中でも「ワンナイトラブから発展した恋愛」というものが存在するのです。
体の関係から始まる恋、それはどんな始まり方をするものなのでしょうか。また、ワンナイトラブで終わる関係とそうでない関係の違いは何なのでしょうか。
今回は、ワンナイトラブから始まる本気の恋愛について考えてみたいと思います。
この記事の内容
ワンナイトラブが起こりやすい場面
皆さんもう予想はついていることと思いますが、ワンナイトラブは多くの場合突然起こります。狙って仕掛けるものではなく、まさに突然予想もしないタイミングで起こることさえあります。
もちろん、夜遊びに出かけるとき、クラブやバーなどの場所に行く際は「ワンナイトラブが起こる可能性が高い」と言えますが、あなた側もかなり相手のことを一瞬で「いい感じだな」と判断しない限り一般的に女性は出会ってすぐにセックスをするような流れをあまり好まないのではないでしょうか。
そんな中で、とにかくワンナイトラブが起こりやすい状況を作るためにはまず「お酒を飲む場所で、ナンパの多い場所」に行くことでしょう。
一番簡単なのはクラブです。これはなぜかというと、下記の要素が全て揃っているからです。
- 薄暗くて何となく雰囲気が作りやすい
- 音楽が爆音でかかっていてテンションが上がりやすく開放的になりやすい
- そもそもナンパ目的の男女が多い
遊びたいうちは、こういったところでいろいろな男性を観察してみるのも面白いですよ。
何も無理にワンナイトラブに発展させなくとも、人間ウォッチングするだけでいい刺激になるのがクラブです。
お互いに好意がなければワンナイトラブは起こらない
さて、ここではなぜワンナイトラブが起こるのかというところを説明させていただきましょう。ワンナイトラブ、それは先ほども書いた通りまずはあなた側も「この男性良い感じだな、話してみたいな」と興味を持つことなしにはあり得ません。
そして、男性側も「あの子可愛いな、話しかけてみたいな」とあなたに対して興味を持たなければならないので、初めからある意味で「相思相愛」でなければなりません。
どれだけ相手があなたに興味を持って近づいてきても、あなたが「いやいや絶対この男性は無理。タイプじゃない」と思えば何にも発展しようがありません。
ある意味、出会いの瞬間から双方ともに興味を持っているという面では、この「ワンナイトラブ」も結構運命的なものなのかもしれませんよね。
ワンナイトラブから恋愛に発展するケースの特徴
ここからが本題ですが、このワンナイトラブを本気の恋愛に発展させている男女が結構いることを皆さんはご存知でしょうか。
これを読んでくださっている多くの女性が、「先にセックスしてしまったら、もうその先は何もない、ゲームオーバーだ」と思っているのではないでしょうか。
実際は、そんなことは一切ありません。
現に、セックスから始まる恋愛なんていくらでもあります。
女性が「付き合うまでセックスを許してはいけない」と、かなりシビアに考えているのに対して、男性側は、案外そうでない人が多いのです。
そんな男性はどう考えているかというと、「セックスは大事。付き合ってからいざセックスをしたとして、そのセックスが全然良くなかったらと思うとすごく不安。付き合う前にセックスはしておきたいし、それを許す女性に対してネガティブな印象はない」という風に考えているようです。
これには、納得ですよね。
欧米ではこういうスタイルが多いのですが、日本はまだまだあまりこの考え方が浸透していないというか、何となく後ろめたく感じている女性が本当に多いのが現実です。
もちろん、全てのワンナイトラブが恋愛に発展しうるわけではありません。恋愛に発展させるには、次の2つのことに絶対気を付けておかなければなりません。
- 「誰とでも同じようなことをしていると男性に思わせないこと」
- 「いつでもセックス出来る女だと男性に思わせないこと」
つまり、簡単に言うと「セフレになってしまってはいけない」ということです。気持ちがなくてもセックスで繋がっていられるセフレ関係になってしまうと、男性はその関係に満足してしまうことが多いため、そこから抜け出すのが大変になるのです。
◎:ワンナイトラブ→本気の関係
×:ワンナイトラブ→セフレの関係→本気の関係
つまり、ワンナイトラブから恋愛に発展する場合のほとんどのケースが、ワンナイトラブが起こった後、セフレという関係を経ていないのです。
相手に対して本気で付き合いたいという気持ちがある場合は、セフレの関係にはならないように絶対に気を付けてください。そこからの軌道修正は無理ではありませんが、結構大変なのです。
ワンナイトラブで終わってしまうケースの特徴
一度きりのセックスで、その日以来連絡も取れない・・・・・・・
こんな状況に陥ったことのある人もいるかもしれません。これはなぜでしょう。なぜこんなことになってしまうのかを説明しましょう。多くの場合、下記のどれかに当てはまります。
本命の彼女がいる
これは、真面目な男性がうっかり魔がさしてワンナイトラブをしでかしてしまったケースですね。世の中には真面目な男性もいるのです。ワンナイトラブをしてしまった後悔の念にさいなまれ、もう二度とこんなことはしない!と誓い、元の通り「いい彼氏」に戻っていったのでしょう。
この事態を避けるためには、本命の彼女もしくは奥さんがいないかどうかきちんと確認しておくことですね。(男性が嘘をつく場合ももちろんあるとは思いますが・・)
セックスがそれほど良くなかった
これは結構残念な例なのですが、その場の雰囲気でワンナイトラブに持ち込んでは見たものの、それほどその女性とのセックスが良くなかったときに「もう会わなくていいかな」と思わせてしまうケースですね。
男性はやはり、ワンナイトラブのときには「大胆なセックス」を夢見がちです。
こういう行きずりのパターンであれば普段ではあまり体験できない、激しいセックスが出来ると思い込んでいる部分もあるので、実際のセックスがあまりにも「普通」だった時に興味がなくなってしまうのでしょう。
これを避けるためというか、あなた自身もワンナイトラブを楽しむためにはまず、「セックスを思い切り楽しむ」ことが先決です。
あなたも彼も質のいいセックスが出来て、心から楽しめたとしたら、そこから相手に対する興味が急に湧くことだってあるでしょう。
まずは、セックス自体を大胆に思いっきり楽しむことを忘れないでくださいね。
ワンナイトラブの段階で女性側からかなりアプローチされて引いた
これは男性から、時々聞く話なのですが、男性というのは「追いかけまわされること」をあまり好みません。
ましてや、夜どこかのクラブかどこかで知り合った女性と良い感じになり一夜を共にしたとして、その女性にあれこれしつこく質問攻めにされたらもううんざりして当然です。
もっと具体的に言うのであれば、ホテルの部屋についた瞬間に、
- 「私と付き合う気あるの?」
- 「いつから彼女いないの?」
- 「本当に彼女いないの?」
- 「また私と会ってくれる?」
などの質問攻めをしてしまった場合、ほとんどの男性がうんざりして引いてしまうことは間違いありません。
もしも、あなたから見て相手の彼がものすごく好みで、どうしてもここからいい関係に発展させたいと思うのであればなおさらここは我慢しましょう。
まずは、その男性とのセックスを楽しんで、良いセックスをしてから質問は小出しに、相手の反応を見ながらしていく方が無難です。
ワンナイトラブから恋愛に発展する場合のメリット
本気の恋愛に発展するワンナイトラブもたくさんあるとお伝えしたのですが、これには理由があります。
なぜ、ワンナイトラブで終わらず恋愛に発展するのか、それはそうすることによるメリットがしっかりあるからです。そのメリットについてまとめてみましょう。
体の相性がいいことが保証されている
ひとつ目は何と言ってもこれですね。セックスから始まっているので、お互いにセックスの相性が分かっていて、それが良かったからこそその後の関係に発展しているのですから、安心ですよね。
真剣に付き合っていくには、もちろんセックスの相性も大切です。
これが保証されている状況で交際に発展していくのですから、これほど理にかなっていることはありません。
カジュアルな関係から始まっているので、自分を偽らずにお互い話が出来ている
初めから付き合うことを前提にワンナイトラブが起こるなんて、普通では考えられません。
皆、この段階では特に相手とのこの先のことなんて大して考えていないわけです。
そういうときに交わす会話というのはいつも「飾らない本音トーク」ですよね。
合コンや婚活だとしたら、初めから相手をそういう対象として見るために、「少しでも相手に良く思ってもらおう」として、自分を偽ってしまいがちです。
ワンナイトラブから始まる場合は、相手の素の姿を見ているため、付き合ってみて「全然思っていたような人ではなかった」とがっかりするようなことは起こりにくいでしょう。
ワンナイトラブからセフレに発展し、恋愛に発展しない理由
ワンナイトラブを経験し、そこから恋愛に発展させたいのにどうしてもセフレどまりになってしまう・・という悩みを聞くことは良くあります。
何が理由になっているのでしょうか。
そのほとんどの場合が、「相手にフラれるのが怖くて、はっきり気持ちを伝えられずに関係だけが続いてしまう」ケースでしょう。
相手に対して「彼氏になってほしい」と思うときに、「フラれることが怖い」という気持ちになるのは当然のことです。ましてや、セックスまでしてしまっているわけですから、その段階で相手に拒絶されることを想像すると怖くなってしまいますよね。
でも、考えてみてください。初めの段階ではっきりさせておくことがどれだけ大切かを。
こういうパターンにありがちなのが、「相手に自分の気持ちは伝えたんだけど、なんかはっきり返事がもらえなくって・・」というよく分からない宙ぶらりんパターンです。
おおよそ、男性からこのように言われたのではないでしょうか。
「〇〇ちゃんのことは好きだよ、でも出会ったばっかりだし、もっとお互いのことを知ってから考えていきたい」
これ、すごく多いパターンです。この男性の気持ちに嘘はありません。本当にそう思っているのだとは思うのですが、男性はどうしても面倒なことから逃げたがるところがあるので、一旦この会話で終わってしまうと、セフレの関係がずっと続いてしまうのです。そして、男性からするとそれで案外満足出来るため、そこからの発展がすごく難しくなります。
なので、このようにいまいち煮え切らない男性には注意しましょう。様子を見ても1か月、2か月ほどでこちらから勝負に出るべきですね。
案外、思い切って「付き合う気がないんだったら、私はこういう関係は中途半端で嫌だから、もう会うのをやめようと思うんだけど」と切り出してみることで、男性も真剣にあなたのことを考えてくれる可能性も大いにあります。勇気はいりますが、頑張ってみてください。
まとめ
ワンナイトラブにもいろいろあります。
決して、体の関係から始まったからと言って2人がきちんと恋人同士になれないということはありません。
皆さんももし素敵な男性とワンナイトラブが起こったら、あきらめずに攻め方を考えてみましょうね!