恋愛において、付き合った経験はあるけど、長続きしたことはないという悩みを抱えている人はとても多く、実際に私の周りでは1ヶ月未満しか異性と付き合ったことがないという声が溢れていました。
しかし、「恋愛というのは一時的な感情ではなく継続的な好意」ですし、あまりにも短い期間での交際を繰り返すようなケースというのは、「恋愛ではなく遊び」なのだと周囲に捉えられてもおかしくありません。
そのような行動を繰り返してしまうと、「この人はそういう人なのだ」という勝手なイメージがついてしまい、恋愛のチャンスも確実に減りますし、付き合っては別れるという負のスパイラルからも抜け出せなくなってしまうのです。
この記事ではそういった恋愛下な人でも今よりも上手に楽しんでいただけるように、「付き合っても長続きしない人の特徴とその理由」をまずは理解していただき、「長続きするためにできる2つのポイント」を通じて、立ち回りかたを解説していきます。
それではさっそく、「付き合っても長続きしない人の特徴」から解説をはじめていくのですが、どのような特徴があると恋愛下手になってしまうのか、という目線で自分とも見比べてみてください。
この記事の内容
付き合っても長続きしない人の特徴や理由
まず、恋愛が長続きしないという人に共通して言えることは、「決してそのような恋愛を望んでいるわけではない」ということで、「自分自身は長続きさせたい」という気持ちはあるのです。
少しでも長続きできるように、「自分なりだとしても努力は怠らない」印章もあるのですが、「なぜ自分はうまくいかないのか?」ということに関しては理解できておらず、たとえ間違った努力だとしても突き進んでしまきます。
しかし、そのような悩みを抱えている友人の話を詳しく聞いていると、「恋愛下手な人には3つの特徴がある」ということがわかり、それを自覚できていないことに問題があったのです。
特徴1:意思を伝えることが下手
恋愛というのはお互いの意思疏通が必要不可欠で、本来そのようなことは言葉にだして伝えていく物なのですが、そういったことに対して苦手意識をもつことで自分の気持ちを主張できない人は、付き合えたとしても結局長続きできないことが多い印象でした。
また、「好きなのだからお互いの気持ちくらい言葉に出さなくてもわかる」などと思いこんでいて、恋愛に対して間違った理想をもち、言葉にだすことにすら違和感を唱えるような人もいます。
そういった恋愛観を持ち、理想としている人のことも多少理解出来ますが、気持ちというのはハッキリとアピールせずには伝わらない物ですし、目で見えず耳でも聞こえない物なのですよね。
それこそエスパーではありませんし、そのような理想を相手に求めてしまうと、「お互いの気持ちに温度差が生じる」ことで、長続きできなくなってしまうのです。
たとえば、一方はハッキリと主張をするのに(女性に多い)、もう一方はハッキリせず態度があやふや(男性に多い)というバランスの場合、双方の感情がバランスを保てていないわけですよね。
という意見を見てもわかるように、意思をハッキリと主張できないことで相手は不安になりますし、「いい」のか「イヤ」なのかという意思表示が見てとれないことで、気持ちのギャップを感じてしまうとのことでした。
このように逆の意見ももちろんあり、双方にそれなりの言い分があるわけですが、「男性側の意見は自分の主張が少ないことが理由」で、相手が余計にヒートアップしてしまっているのですよね。
相手に任せるという発言からもわかるように、自分ではハッキリとした主張をしていないわけで、相手からすれば面倒に思われていると感じてしまい、うまく噛み合いませんよね。
相手の主張を聞いてあげることは大切なことですが、お互いに主張をした上で理解を示すからこそ意味があるわけで、このようなゆらゆらとした態度をとっていることで、長続きできない理由となっているのです。
特徴2:一時的な感情に左右されやすく自分のペースを理解できていない
また、以上のようなケースとは別に、「一時的な感情に左右され自分のペースを理解できない」人も長続きしない人が多く、これはまさに恋愛下手と言ってもいいものでしょう。
たとえば、「本当は1人の時間が好きでもマメさを求める相手と付き合ってしまう」、「沢山会いたいのに遠距離を選択する」などというイメージで、「自分の性格を度外視して恋愛をしてしまう」ことでペースについていけなくなるのです。
ですが、そのようなことって自分でも本当はわかっているはずで、このケースは自分でも何が理由で失敗しているのか、理解できていることもあります。
にもかかわらず失敗を繰り返してしまうのはなぜなのか尋ねると、「でも顔が可愛かったし」、「スタイルが好みだったから…」などのように、ルックスだけを見て相手を選んでいる傾向があるのです。
本当は内面的な相性が良くないと上手に恋愛ができないような性格なのに、ルックスだけで選ぶことによって自分には合っていない恋愛をしてしまい、「相手のペースについていけずに振る」、「相手のペースに応えることができずに振られる」ということへとつながります。
このような恋愛観を持っている男性の場合、キャバ嬢や風俗嬢、少し変わって握手会があるアイドルなどのように、「営業のためにしている良い対応」に対しても本気で恋をしてしまう印象がありました。
表面的に取り繕っている場合などでも、ルックスさえよければ踊らせてしまい、相手のことをよく知ろうともせずにアピールだけ続けて、客観的に見れば叶う可能性がほぼない恋愛でも盲目的に突き進んでしまいます。
一時的な感情に左右されやすいと書いたように、かなり熱しやすいのですが、逆に一瞬で冷め、また好きという気持ちが熱するというように安定感もありません。
故に付き合うまでにも感情の揺れ動きが多いですし、仮に付き合ったとしても冷める周期がすぐに回ってきてしまうため、長続きできないわけです。
特徴3:恋愛に対してネガティブなのに付き合うことを急ぐ
そして最後の特徴は、「恋愛に対してとてもネガティブな性格」で、色々と心配事を抱えてしまうのに、「付き合うことを急いでしまう」人も長続きしないのですよね。
恋愛に対してネガティブな人というのはとても心配性なことが多いのですが、心配事を減らす前にすぐにでも付き合おうとアプローチをかけていき、相手に自分の性格を理解してもらえる時間もなく、付き合うということだけに突き進んでしまいます。
故に相手に対しての理解も足りない状態なので、「本当に自分のことを好きなのだろうか?」、「自分と一緒にいて楽しいのかな?」などのような不安を抱えては、相手にぶつけてしまうということがおきてしまうのです。
相手からすれば、「付き合っているのだからそこまで心配しなくてもいいのに」という気持ちからフラストレーションがたまってしまい、「じゃあなんで付き合ったの?」というように不満が爆発し、耐え切れずに別れてしまいます。
これは自分に自信が持てていないことも原因なのですが、付き合ってくれているという相手の気持ちに対してくらいは心配や不安は押し殺して、それに対しては自信をもって信じてあげないと長続きなんて到底叶いません。
心配性な人というのは、それだけ慎重に物事を判断できる人のはずなのに、恋愛に対してはその慎重さを発揮できずに、マイナスな部分だけが全面に出てきて焦って空回りするのです。
急いで付き合わないと誰かに取られると思ってアタックしてしまうけど、結局付き合ってから相手のことが色々と見えてきてしまって、不安になってうまくいかなくなる。
24歳フリーター
付き合う前に相手のことを知って、自分のことも知ってもらうというステップが大切なのに、昔はそれが理解できなくて焦って付き合っていたので、付き合っては別れてということを繰り返してしまった。
27歳花屋店
というような意見もあったように、焦りから自分に合った相手かどうかを判断できずに、長続きしないということが言え、うまくいかない道を進んでしまい本末転倒な事態に陥ってしまいます。
このような場合にも、もう少し付き合うまでにお互いを知る時間は設けて、じっくり見極めるような余裕を持てることが理想的なので、試していただければ少しは変わるはずです。
このような3つの特徴の内1つでも当てはまるという人は、長続きしない傾向があるので注意していただきたいのですが、ここから解説を進めて行くたった2つのポイントを理解するだけでも長続きする可能性は高くなり、恋愛下手を克服することにもつながります。
恋愛下手を克服して長続きさせるためのポイント1:毎日自分だけの時間というものを作る
まず1つ目のポイントは、「毎日自分だけの時間を必ず作る」ということなのですが、付き合う前と後どちらにも言えることで、好きな人や恋人とは直接関わらない時間を作ってほしいということです。
これはメールやLINE、電話などでも関わらないようにしてほしいということなのですが、ここまでに紹介した3つの特徴はどれも、冷静な判断ができていないということが言えます。
それ故に飽きやすいということが共通の特徴として浮かび上がり、付き合う前と後に関係なく、冷静さや正しい判断を見失い、恋愛下手な部分が強調されてしまうのですよね。
たとえば付き合う前の場合、落ち着いて判断をすることで、性格が合わない相手と付き合うことを事前に回避できますし、わざわざ付き合ったのにそのことで悔やむこともありません。
また、頭では理解していても、相手と関わりすぎることで冷静さを失ってアプローチをかけることだけに全力を注いでしまうので、大切なことを見失わないためにも意識していただきたいポイントなのです。
これは付き合った後でも、自分の時間をもつことで状況を見つめなおすことができ、気持ちの整理もできますし、何がダメでうまくいっていないのか考える時間を作ることができると言えます。
加えて、別れてから気がつくというやりきれない気持ちを避けることができ、「性格などは合っていたのに自分の暴走で別れてしまう」ということも回避できますし、「関わりすぎることでお互いが疲れてしまう」ことも少なくなるのです。
どうしても付き合うために、もしくはうまく長続きさせるためには、相手と沢山関わることが大切だと思い込んでしまいますが、「自分の時間を持ち冷静に考える時間がなくてはどちらにしてもうまくいかない」ということは忘れないでください。
毎日連絡を取るとしても常に連絡をとるような状態ではなく、時間を調整してみることを意識することや、付き合って同棲していても、「常に一緒にいるのではなく1人で過ごす時間を作る」ように調整することが大切です。
マメさというのは恋愛において成功の秘訣ですが、あまりにそれを意識しすぎることで、最終的に飽きにつながってしまうこともあるので、この辺りを意識して上手に恋愛と向き合ってみましょう。
恋愛下手を克服して長続きさせるためのポイント2:デートの回数を少なくしてみる
また、自分の時間を作るということは、「適度な距離感を保つ」ということでもあるのですが、そのためにデートの頻度を調整するというのが2つ目のポイントです。
もちろんデートというのはコミュニケーションを取るために重要なイベントなのですが、上で解説したような特徴が当てはまる人の場合は、頻繁に会いすぎてしまうことで逆効果になってしまいます。
というのも、ポイント1でも書いたように距離感のバランスを取ってほしいわけで、会えば会うほど気持ちは高ぶって周りが見えなくなってしまうので、適度に間隔をあけるように意識して欲しいのです。
2週間に1回、もしくは月に1回などに抑えながら、そのデートを特別な物として演出することができれば、回数が少ないからと言って支障がでることはありません。
忙しくて頻繁には会えないという状態の方が恋愛はうまくいくし、すぐに別れるということもなかった。
31歳会社員
付き合ってからでもその前だとしても、頻繁にデートしているとトキメキが鈍ってくるし、あまり会いすぎると付き合ってからもそれを維持しないといけない感じがして、別れやすい。
27歳病院事務
これは少し偏った意見ではありますが、あまりに会うことが当たり前になりすぎることも、恋愛に支障がでてしまうケースもあり、距離感のバランスということの大切さはご理解いただけますよね。
しかし、とくに付き合う前などはデート控えるということに不安を感じてしまう人もいると思うのですが、「食事などの簡単な物を2回行い、その後の1回は長く時間を使ってデートしてみる」などと緩急をつけてみることでも効果はあります。
それこそこの記事で解説したような特徴をもっている人というのは、付き合う前にデートをしすぎて燃え尽きてしまう可能性も高く、故に長続きしない恋愛下手な部分があると言え、そのような恋愛下手状態から脱却するためにデートを工夫することはとても効果的です。
付き合う前と後のどちらのケースでも、あまり一緒にいる時間が長すぎると逆効果にとなってしまうこともあるので、デートでもその辺りを上手に調整することで、飽きを感じずにいつまでもフレッシュな気持ちで一緒にいられるようになるのです。
「デートなんて控えたら失恋するよ!」という不安な気持ちは十分に理解していますが、そのような焦りというのは、すでにこの記事でも多少触れたように恋愛下手な考えで、今まで長続きしなかった理由はそういった部分にもあるはずです。
デートは回数ではなく内容が大切な物なので、そういった部分を意識しながら、より楽しいデートができるように回数を調整していただき、ぜひ末永く付き合えるような関係を作り上げてください。
だからといって距離を取りすぎないように注意!
とはいえ、バランスという表現からもご理解いただけている人はいると思いますが、「距離を取るとはいえ取りすぎには注意が必要」で、ここの塩梅を間違えてしまうとそれはそれで失敗のリスクが増してしまきます。
1週間一切連絡もしない、何ヵ月も会わないようにするなど、「極端なことをすればいいということではない」ので、そこは間違えないようにしてください。
たとえば、「自分と相手が頻繁に会うことを望んでいる」というケースで、ムリしてまで距離を取る必要はないですし、それをしてしまうと逆にバランスを取れていないことになってしまいますよね。
このようにして相手と自分にとって1番良い塩梅を探るために、いきなり自分のトップギアでグイグイ行くよりも、最初は少し抑えたくらいの距離感で接するようにしてみて、お互いの距離感を掴んでいくことができればいいのです。
距離を取れば取るほどいいのか、という偏った考え方をしてしまう人もいるのですが、その辺りは上手にブレーキをかけながら、立ち回れるようにしてくださいね。
今まで長続きしなかった人もこれで大丈夫
さて、ここまでに解説したような特徴と理由、長続きさせるためのポイントを理解していただき、実際に取り入れていただくことで確実に結果が変わってきます。
今までであれば、「どうしてうまくいかないのか」という悩みから、「自分は恋愛に向いていないのでは」という不安を抱えてしまい、どこかで諦めていたという人もいるのではないでしょうか。
しかし、そのようなことで必要以上に不安を感じる必要もなくなりましたし、これからはもっと上手に恋愛を楽しんでいただける準備も整ったので、諦めていた人も再び恋愛にチャレンジしてみてください。
とはいえ、中々出会いのチャンスがない人もいるでしょうし、そういった人にとっては今回の内容がムダになってしまうのではないか?と不安に感じてしまうことも考えられます。
そこでぜひ試していただきたいのが、「恋活アプリや出会い系サイトを使った出会い探し」なのですが、数あるサイトの中でも私がオススメしたい物は、「ペアーズ」と「Omiai」の2つです。
まずペアーズに関しては、知名度人気ともにトップクラスの実力があり、ネットで出会い探しをするのであれば、使って損はないアプリと言えます。
続いてOmiaiに関しては、名前からもわかるように婚活色が強いアプリではあるのですが、それだけ真剣に出会いを求めているユーザーが多いので、素敵な出会いにつながる可能性が高いアプリでした。
この2つのアプリに関しては、このサイト内で詳しく解説している記事を用意していますし、他のアプリやサイトの解説を行っている記事もありますので、合わせてチェックしてみてください。
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最後に
恋愛はただ付き合うだけではなく、その後どれだけ上手に関係を築けるかということも重要で、そこが上手に立ち回れるかどうかという差で、恋愛下手かどうかの差がでてしまうのですよね。
それだけに難しいと感じる人も多いのですが、少しポイントを抑えるだけでも、確実に風向きが変わるのも恋愛の醍醐味であり、努力さえすれば良い結果もついてきてくれるものなのです。
今回の記事を参考にし、この機会に恋愛下手を克服していただき、長続きする素敵なカップルになれるように、ぜひここで学んでいただいたことをお役立てください。