出会い系「WEB」は偽のインターネットトラブル相談所へ誘導も行う凶悪な詐欺サクラサイト

出会い系サイト「WEB」について調査を行ってみました。

…しかしまあ、「WEB」とは大分大胆な名前をつけたものです。最初の段落は「WEBの基本情報」になりますが、インターネットのことを説明するのかと思ってしまう題目になってしまいました。

WEBの基本情報

サイト名 web
URL http://l1d.jp/

http://pc.l1d.jp/

(いずれも携帯サイト専用)

運営会社 株式会社サンカン
代表者 落合智
会社所在地 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町

2-9-22 日興パレス横浜210

インターネット

異性紹介事業登録

なし
電話番号 045-872-5574
メールアドレス info@l1d.jp
営業時間 4515-0009-000
サイトIPアドレス 116.91.110.69
運営組織名 GMO Internet,Inc.

ドメイン登録者名 SANKAN Inc.

株式会社サンカンは複数の出会い系サイトを運営していますが、いずれも悪質な出会い系として評判です。

同サイトも、以前までは「スートルーム」「SNS」「message」と名前を変えてきたそうですが、いずれも悪質なサイトとして知られています。ログインのためには免許証の提示が必須となっていますが、詐欺として悪用される恐れが高いです。

WEBのサイトトップ

登録のためには免許証が必要となります。登録が完了すると別のサイトに移行し、そこでサービスを受ける模様です。

WEBの料金体系

WEBはポイント制

1pt=10円になります。

  • 掲示板の詳細を見る 0pt
  • 掲示板に書き込む 0pt
  • メッセージを送信する 29pt
  • 受信メッセージを見る 9pt
  • プロフィールを見る 0pt
  • 写真を見る 0pt
  • 動画をみる  0pt

あまりにも高すぎるメッセージ料金

メッセージの送信料金は29ptとなっていますが、円になおすとその額は290円となっています。

その他の一般的な出会い系サイトであれば、50~100円前後が基準となっていることから、2倍以上の高額料金です。

とはいえ、ひどいサイトだと400円くらいをとるものもありますので、それに比べるとまだマシですね。

WEBのスパムメールの特定

スパム監視団体にIPアドレス(116.91.110.69)を照会した結果、「l2.apews.org」

のスパム(迷惑メール)発信元のブラックリストに登録されていました。

スパム登録がされているということは、IPアドレスを発信元とした迷惑メールが多数送られてきていることを意味します。

WEBの登録情報調査

株式会社サンカンは以前にも多くの社名に変更しています。また担当者、電話番号なども大きく変化していました。一定周期毎に会社を変えて、警察や消費者団体の追及をかわしているのかも知れません。

会社名

  • 現在:株式会社サンカン
  • 以前:株式会社イシス
  • 以前:株式会社インフォライ
  • 以前:株式会社ジャルディーノ

担当者名

  • 現在:落合智
  • 以前:友野恵太
  • 以前:前當健介
  • 以前:高良尚

電話番号

  • 現在:045-872-5574
  • 以前:03-4580-1830
  • 以前:0120-921-733
  • 以前:0120-924-594
  • 以前:022-706-1313(0227061313)

住所地

  • 現在:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-9-22 日興パレス横浜210
  • 以前:東京都武蔵野市西久保2番1号 アルベルゴ武蔵野313号

WEBのサイト検索調査

「google」「yahoo」において検索が可能かどうか、以下のキーワードで試してみました。

【テストキーワード】

「web」「ウェブ」「出会い web」「出会い  ウェブ」 「出会い系 web」 「出会い系 ウェブ」

調査の結果、検索ページ上位120位の中に同サイトは表示されませんでした。

検索ワードでもヒットしない以上、上記サイトへは広告などからしか入れないことを意味します。健全な出会い系サイトとは言い難いでしょう。

WEBの登録時のメール

登録時には次の文面でメールが届きました。

▼ご応募ありがとうございます。

↓無料参加登縁はこちら↓

利用規約とメール配信に同意の上、ご登縁下さい

WEBのサイト内画像

身分証

WEBのネットでの口コミ

このサイトの口コミを見ると、ワンクリック系詐欺の救済詐欺を行っている思われる団体へアクセスを誘導するかのようなメールが届くことが判明しました。

『インターネット消費者センター』
アドレス:http://check-star.net/

無料参加
メール:info1@check-star.net
文面:「インターネット利用でのトラブル無料相談のご案内。インターネットの普及に伴い、情報化社会において消費者の皆様より以下のようなお声を伺っております。」

誘導されるインターネットトラブル相談所の概要

『当相談窓口は運営番組とは全くの無関係ですので、ご相談いただいた内容は秘匿し、無断で運営番組、その他外部に明かす事はいたしません。

ご相談内容によっては、事業者に対して注意喚起、是正指導、簡易調査も行います。

「おかしいな」「困ったな」と思ったら、1人で悩まずにお気軽にすぐご相談ください。』

上記のキャッチコピーで詐欺被害者あつめて被害金を取り戻すとして、再び詐欺を働くのが救済詐欺の手口です。

このようなサイトへの誘導がみられる時点で、すでに詐欺サイトとみなして間違いはないでしょう。

この手のサイトは現在国民生活センターが注意喚起を促しています。

特に危険なのが「消費者センター」というキーワードを使ってユーザーを誘導しようとする手口です。この手口により、多くのユーザーが信頼できるサイトと謝って相談をし、多額の金額を請求されます。

総評

救済詐欺まで働こうとするサイトは、恐らくありとあらゆる詐欺行為に手を染めているでしょう。

ワンクリック詐欺に架空請求う、支援詐欺など、一度登録すればさまざまな詐欺を行ってくるはずです。

また、救済詐欺に誘導する場合、多くの詐欺師は恐喝行為などを行ってきます。免許証の登録番号などを元に違法請求を行ってくる可能性があるので十分注意しなくてはなりません。